冬の野鳥生活 ~野生に人が関わる事の是非について考えてしまった…~
ここしばらく最高気温がプラスになる日が続き、平地はほぼ雪がなくなりました。
でも山の我が家近辺は完全に雪が解けることはなく、道路状況が悪化するだけでした。
毎朝スパイク付きの滑り止め装着が欠かせません。
それでも怖くて神経をすり減らしながら、そろりそろりと下りて行く日々です。(いまいましい…)
いいところと言えば、この辺りはホワイトクリスマスになるでしょう…という事かなぁ。
日中プラスの気温になろうとも、夜から朝にかけては氷点下になりますから、小鳥達は本当にすごいなぁ…としみじみ思います。
私なら、たとえロングダウンコートを着てカイロをつけていようと、野外で朝までいられやしないでしょう。
気持ち的には、「小鳥さん、みんな家の中にお入りー!」と言いたい感じです。
(家の中に小鳥達が沢山いる風景を想像すると楽しくなったけど、フン害を考えたとたん冷めてしまったよー…。)
彼らには厳冬期にも生きていける体のしくみと知恵があるのでしょうね、きっと。
餌台は断続的に降る雪で埋もれてしまうので、餌が探しやすいようにと家にあったハムスターハウスを置いてみました。
不審に思われるかと思ったら、さほどでもなかったようで、すぐに馴染んでました。
一羽のスズメが中に入ってくつろいだりして…。(ウケた)
最近、野鳥に餌をあげることの是非について考えています。
過度にならないよう、不衛生にならないよう、近所迷惑にならないよう、餌が不足する冬だけにする等々…もしくは餌やり自体NG…。
色々ありますね。
でもよくよく考えてみると、そもそも自然破壊しているのって人間じゃないですか。
人間の活動が地球温暖化を招き、森林伐採、宅地造成、道路建設などで山林や自然環境が奪われ、海にはマイクロプラスチックなど異物が沢山…。原発事故で自然は放射能に汚染され…。野生の生き物達は過酷な状況に置かれているんじゃないかなー…。
なんか、もやもやするんですよねー。
別次元の事として考えるべきなのかなー???
あ、そうだ、突然話は変わりますが、過日庭先に飛来したキツツキのアカゲラさん、その後さらに2度目撃しました!普段仕事でいないので、はっきりとは分かりませんが、もっと頻繁に来ているのかもしれません。たまには通過していくだけでなく、ゆっくりしていってほしいなー。魅力的な餌場ではないですか?アカゲラさん?