monsansanのつれづれ草

日々の出来事や、美容や健康についての話題、使ってみて良かった物、などなど思いつくままに書いていきたいと考えています。

絶対に転んではいけないというプレッシャー

あれから1年、また私にとって忌まわしい冬がやってきた。

”あれから”の”あれ”とは…

 

そう、あれは冬に入ってすぐの頃だった。

私は出勤のため、バス停へ急いでいた。

私の家は、けっこう勾配のきつい坂道の上にある。

バス停は坂を下りて車道を渡ったところ。

発車時刻がせまっていたので、私はあせっていた。

走って行きたいところだけれど、なにせ下り坂のうえに雪道が凍っていたりするから

怖くて、さっさと下りていけない。

「時間がない、時間がない」と思いながら、何とか下までおりてきた。

あとは車道を渡ってバスの乗車口へ…

だが車道を渡りきろうとした、まさにその時、私はスターーン!と思いっきり滑って転んだ。

後頭部と右腕をしたたか打ち、すぐには立ち上がれなかった。

それでもなんとか起き上がり、痛さをこらえながらバスに乗り込んだ。

運転士さんが心配して「大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。

くらくらしながらも「なんとか大丈夫です」と答え、私はいつもの最後尾の席に座った。

走り出したバスの中で、服が破けたり、頭から出血したりしていないか、おそるおそる確認。

服はとりあえず大丈夫。

頭に手を当ててみると大きなコブになっていたが、血は出ていないようだった。

でもひどくジンジンと痛む。

右腕は痛みで思うように動かせなかった。

それでも職場に行き、とりあえず業務についた。

もし途中で、吐き気がしたり気持ち悪くなってきたりするようであれば、

観念して病院へ行くしかないなぁ…と思いながら仕事をしていたが、

なんとか最後までこなし、帰宅した。

右腕の痛みは1ヶ月以上消えず、動かしづらい状態が続いた。

それでも病院へは行かず、湿布やサポーターでやりすごした。

私は大の病院嫌いである。

(みなさんはちゃんと病院で診てもらってくださいね!)

 

 

私が転倒した時、車道は路面が見えていて雪はない状態でした。

黒いアスファルトが見えていたんです。

でもね、一見すると普通の道路に見えるその部分、実は、

魔のブラックアイスバーンと化していたのです。

北国の人はよくご存知だと思うんですが、

氷点下の寒さで路面上の水分が凍結し、道路表面に薄い氷の膜が張った状態になるんです。ただ道路が濡れているだけのような感じに見えるので、冬季間は注意が必要です。

車も気をつけないとスリップして危ないです。

 

そしてつくづく思いました。

もう転んではいけない年齢になったんだなぁって。

若い時は同じように転んでも、こんなにダメージなかったですもんね。

60代、70代と年齢が上がるにつれて、骨折など、より大きなケガになるであろう事が

ありありと想像できてしまったんですよね。

そこで今回のタイトルが登場です。

「絶対に転んではいけないというプレッシャー」と共に私はこの冬を過ごし、雪解けを待つ事になります。

 

  ♪♪春よ来い、早く来い♪♪

     ♪♪足元危ないmonsansanが♪♪

       ♪♪滑り止めのない靴はいて♪♪おんもへ出たいと待っている♪♪

 

 ※私は着けはずしできるスパイク付の滑り止めを愛用しています。

スパイクがついていると安心感が違います。でも雪のないところでは歩きにくいし、屋内では音が気になるのと床が傷つくので、着脱できるほうがいいと思います。

 

 

 

 

今日の一枚

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  早朝、朝日に照らされる白樺林(自宅の窓から)