野生の王国!? その1 ~帰ってきたキジバトさん、ホオジロさん~
今日は野鳥さん達の話をしようと思います。
雪が降り始める時期(10月下旬くらい)になると、いつのまにか姿を消すキジバト。
北海道では夏鳥だそうで、寒くなると暖かい南の方へ行ってしまうようです。
北海道(少なくとも私の住んでいる道央)では4月になっても雪がちらつくことがあります。
なぜか入学式とかの辺りにもよく雪がちらちら降ったりします。
4月中旬以降、やっと冬の気配が去っていく感じかなー。
それでも夜間は零度前後の気温になったりします。
道端の空き地とか日陰には雪が解けずに残っている部分が結構あったり…。
ここ山なんで…苦笑
冬も雪も決して嫌いなわけではないですが(転んで体を痛めて以来、つるつる路面は見るのもおぞましく大嫌いになったけど…)、北海道の冬はちょっと長すぎるかなー。
最近やっと雪が降ることも氷点下になることも無くなって、
そろそろかなーと思っていましたが、また姿を見せてくれました。
おぉー、キジバトさん帰ってきたねー…って声をかけたくなります。
冬の間はスズメ・カラス・ヒヨドリ・シジュウカラ・ヤマガラさんあたりしか見かけなくなりますが、最近ホオジロさんもしょっちゅう来るようになりました。(ホオジロさんも北海道では夏鳥)
ホオジロさん、どうやらつがいの様子。
春だねー。
小鳥達の様子を観察していると、そのかわいらしい姿とは逆に、かなり気が強い性格であることが分かります。結構けんかしてる。
そのくらいじゃないと野生では生きていけないのかもしれませんね。
ではキジバトさんはどうか?
昨年の観察時に見ていて可笑しかったのは…
小鳥達が餌台に集まっているところへ、キジバトさんがテッテッテッ…と柵の上を歩いてやってきました。
さてどうなるか…と見ていました。
小鳥達はわりと平気な様子で、逃げずに餌をついばみ続けています。
へぇー、カラスの場合と違って大きい鳥でも逃げないんだ…と思いました。
一方、キジバトの方もその大きな体でせまって小鳥達を追いやるのかと思いきや、
柵の上からじっと小鳥達の様子を見ているだけで動こうとしません。
へぇー、キジバトさん優しいじゃん…と意外に感じながら、
いつまで待っているのかなーと考えました。
正確な時間は分からないのですが、数分経ったでしょうか?
ついに我慢しきれなくなったとみえ、小鳥達のいる餌台にダイブ!
みんな一斉に飛び立っていきました。
キジバトさん、優しい性格なのか、自分が入る隙間がないなーと思案していただけなのか?