monsansanのつれづれ草

日々の出来事や、美容や健康についての話題、使ってみて良かった物、などなど思いつくままに書いていきたいと考えています。

私が茶トラの猫を好きになった訳

 

ここのところ過去の思い出話が多くなっていて、老い先短い人の回顧録みたいです。(苦笑)

きっと今はそういう事が書きたい気分なんでしょうね。

 

今日は、茶トラの猫さんについて。

もともと私は特に猫が好きという訳ではありませんでした。

猫好きになったきっかけは、学生だった頃、道東の酪農をやっている知り合いのお家に、夏休みの数日間お世話になった事があり、そのお家で飼っていた茶トラの猫との出会いでした。

私はその数日で、すっかり猫という生き物に魅了されたようです。

周りは広い農地で、猫は放し飼いにされていて、結構薄汚れた感じだったと思うのですが、すーっと伸びたとっても長いしっぽが印象的で、チャームポイントになっていました。

猫は、初めて会った私を、それなりに受け入れてくれていたように思います。

その家の玄関前で、腰を下ろした私の膝の上にその猫が座っている写真が残っています。

写真の中の私の髪は当時流行りのソバージュってやつ。(80年代だねー)

以来、自分もいつか、しっぽの長ーい茶トラの猫を飼いたいと思うようになりました。

それから2~3年たった頃でしょうか?

社会人になりたての頃だったと思いますが、ムツゴロウさん(畑正憲さん、今の若い人は知らないかなー?)の「子猫物語」という映画が公開されました。主人公はチャトランという茶トラの子猫。パグ犬のプー助が相棒となり、大自然を舞台に冒険が繰り広げられます。具体的な内容はあまり覚えていないんですが、茶トラの子猫が主人公ということで見に行きました。

…で、ここで更に、しっぽの長ーい茶トラの猫を飼いたいと思う気持ちに拍車がかかったかもしれません。

ある日、広報誌をパラパラと見ていた時の事です。

"里親さがし"という文字が目に飛び込んできました。

動物管理センターで毎月定期的に開催されているようでした。

これだ!と私は詳細を確認して、早速里親さがしに参加することに。

会場には、少し大きめのサークルの中に、番号札をつけた沢山の子猫が入れられていて、引き取り希望者が子猫の様子を観察したり、抱き上げたり出来るようになっていました。

お披露目コーナーみたいな感じですね。

私は、茶トラでしっぽの長い子がいないか探し始めました。

…すると、いました、いました。

しっぽの長ーい茶トラの子猫!

きょうだいで連れてこられたようで、同じタイプのリボンを色違いで首に着けていました。私は元気な子がいいと思ったので、一番活発に動いている子の番号札を確認し、その子を引き取りたいと心に決めました。

お披露目が済んで、引き取り希望者をつのる事になりました。

係の人が1番から順に番号を読み上げ、希望者を確認していきます。

希望者がだぶらなければ、そのまま引き取り決定。

複数の人が同じ子を希望した場合は抽選になるとの事でした。

先ほどのお披露目の時、私の心に決めた子は他の人達にも抱っこされたりしていたので、これは抽選になるだろうと思いました。

そしてついに心に決めた子の番号が呼ばれました!

私は気合いを入れて、「はい!」と張り切って高々と手を上げました!

…って、私だけ???

周りは誰も手を上げず、シーン…

てっきり抽選になるかと思っていたら、

希望者は私一人で、あっさり決まってしまいました。(拍子抜け…)

でも、抽選に外れたら本当にがっかりでしたから、すごくうれしかったです。

どうやら他の多くの皆さんは、洋猫系の子を希望していたみたい。

引き取りが決まり、台帳に住所氏名を記入し、獣医さんの簡単な健診を受けて終了。

用意した小さいバッグに、まだ手のひらに乗る小ささの子猫をそっと入れ、大事に連れて帰りました。

(後から、色違いのリボンを着けていた片われの子や、引き取り手のなかった子の事を考えて、切なくなりましたね…)

帰宅して、バッグから子猫を出してあげると、いったいここはどこ?といった感じで、心細げな表情だったのを思い出します。

まずトイレを覚えてもらおうと、そわそわしたらすぐ連れて行かなくちゃと待ち構えていたんですが、ふと気付くと教える前にトイレを使っていました。

すごいお利口さんと、びっくりでした。

こうして私としっぽの長ーい茶トラの猫との生活が始まる事になりました。

最近改めて昔の写真を引っ張り出してみましたが、本当にうちの猫さんは可愛かったなぁ…と思います。(親バカ)

何て言うか、猫とは思えない可愛さ!(どういう事???)

なんか違う生き物みたいな可愛さなんです!(???)

(理解しようとしなくていいですよー…苦笑)

猫を連れて外出すると、知らない人から「きれいな猫だねー」とよく言われました。(親バカ猫自慢大会)

 

猫さんが旅立って15年ほど経ちました。

微笑ましい写真や思い出も、だいぶ薄まったとはいえ、やはり悲しみのフィルター越しに見る思いです。

…ですが、あまりしんみりするのはやめましょう。

最後に親バカ猫自慢、激かわフォト第一弾、いってみよー!!!

超かわいい茶トラ君を、ご覧ください。

(昔の安いカメラで撮った写真をさらにスマホ撮りしてみたというボケボケです…)

 

しばらく親バカ愛猫フォトシリーズが続くかも…です。

 

今日の二枚

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私のお気に入りの写真。

昔流行ったダブルカセットのラジカセが写ってますね。なつかしー…。

猫は高いとこ、狭いとこ、どこでも行きます。その身体能力の高さに驚かされます。


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家に来てすぐの頃の写真。まだ産毛っぽい感じです。