いつ来るか分からない自然災害… 備えあれば憂いなし
千葉は停電が何日も続き、大変な事になっているようです。
去年の同時期、大きな地震で北海道全域が停電するという、
いわゆるブラックアウトになりました。
札幌は早いところでは当日夜に復旧しましたが、
ほとんどは2日以上かかっての復旧となりました。
うちは山なので、下界?の町並みが遠くに見えます。
下の方の家々に明かりが灯っているのに、こっちは電気つかないよー…と、うらめしくなりました。
まだかまだかと電気がつくのを待っていましたが、
ついたのは2日半ほどたった夜7時過ぎ。
知人によると、道路一本隔てただけで、電気がついている所とついていない所があったりもしたようです。そんなんだと余計なんでー?ってなっちゃいますね。
こんなに長く停電したのは初めてでした。
(もう10年以上前になりますが、風台風で木が沢山倒れた事がありました。その時の停電がかなり長くて… それでも数時間~半日くらいだったと記憶しています。窓から外を見ると、折れた大きな枝や木の葉が空中を舞っていて、とても怖く感じました。)
ガス・水道は使えたので、まだ全然良かったとは思うんですけど、冷蔵庫の中身が心配で、食材が全部ダメになると思うとがっくりでした。(なるべく冷蔵庫のドアを開けないようにしていたので、ぎりぎりセーフでしたが)
携帯のアンテナも全く立たなくなって、他と連絡もつかないし、情報はラジオに頼るしかない…。
ラジオ、電池、大事です。
おかげで、信号がつかず、バス全面運休、地下鉄も止まったまま、という事が分かり、
無駄な動きをしなくて済みました。
あと、ご飯が炊けなくて困った人が多かったようです。
うちはいつもガス炊飯器で炊いているので、その点は大丈夫でした。
土鍋や文化鍋で炊く方法を知っておくのもいいと思います。(はじめちょろちょろ、なかぱっぱ…ってやつですね)
たまに炊飯ジャーを使わずにガスで炊いてみたりしておくと、いざという時役に立つかも。
多少焦げたって、やわらかすぎたって、非常時ならOKですよね。
停電時、個人的に非常に便利だなーと思ったのが、ヘッドライト。
(旦那が仕事で使う事があるので、家にあった。)
両手が自由になるし、ライトの角度を変えたり、明るさを変えたりもできる、真っ暗な中でも移動が楽で、普通に台所で料理できました!(本なんかも読みやすい)
いつまでも電気のつく気配がない中、家族は、お風呂に入れない、髪が洗えないと騒ぎ、
巷ではガソリンスタンドもスーパーも長蛇の列で、ちょっとしたパニックになっていました。
これがあと何日も続いたとしたら…ガスや水道も止まったら?
もうお手上げです。
真冬じゃなくて本当にまだよかったと思います。
今まで阪神淡路大震災、全国各地の台風や豪雨による水害・土砂崩れ、東日本大震災…
数多くの悲惨な状況を目にしているのに、
津波に全てが流され破壊される映像に何度も涙したのに…
自分達の防災準備はおざなりになっていました。
本当の意味で自分ごとにはならなかったのです。
愚かなことです。
この地震と大停電をきっかけに、私はやっと本気スイッチが入り、防災用品を一通り買い揃えたのでした。
停電が解消された後も、工場が動いていなかったため、食品も品薄状態がしばらく続きました。
私的につらかったのは、パンが手に入らなかった事。(パンが大好き)
なので、非常食に缶詰のパンを用意しましたよー。
あれから約1年…
あとで非常食の消費期限をチェックしてみようっと。
今日の一枚
お月見をイメージしたフラワーアレンジメント。