メタボのようで、メタボじゃない? ~久しぶりの健康診断~
9月中旬、久しぶりに健康診断を受けました。
協会けんぽの無料健診です。
区民センターが会場になっていました。
私は、実は健診にあまり意義を感じていません。
(なぁにぃー!?という声が聞こえてきそうですが…)
毎年まじめに健診受けていようが、病気になる時は病気になるし、旅立つときは旅立つ…と思っています。
何故かというと、身近にそういう例を見てきているから。
一番は自分の父親ですかね。
若い時はスキーの指導員をやったりするスポーツマンで、すごく健康に気を使っていました。お酒もタバコものみませんでしたし食事にも気をつけていたと思います。
それがあと1年で定年退職…という時期に原因不明の体調不良となり、検査入院の結果、家族にのみ病名と余命を告げられ、難しい病気にかかっている事がわかりました。
通院しながら定年まで仕事を続けましたが、退職後は入院生活となり、発病から2年ほどで旅立っていきました。
また50代の知人で、持病はありましたが普通に仕事も出来る状態で、ほんの2~3日前に挨拶を交わしたばかりだったのに、突然風邪から肺炎になり入院した後、あっという間に容態が悪くなって逝ってしまった人もいました。
お医者さんの目から見ても、有り得ない回復を遂げたり、逆にまさかこのくらいの事で亡くなってしまうとは…といった理屈では説明のつかない事はあるようですね。
私は元来他の人から体を触れられたり、調べられたりするのは嫌で、
だからどうしようもない時にしか病院へは行きません。
お医者さんには申し訳ないけど、本当にいいお医者さんってなかなかいないと思う。
たいてい一方的に物を言ってくる。患者の話を聴こうとしない、受け止めようとしない。
色々具体的な病名を持ち出してたずねたりしようものなら、あからさまに嫌な態度になる。家庭の医学って本だって、インターネットだって、病気についての情報はいくらでも得られるんだから、そういう事を言ってきたからといって、いちいち不機嫌になって突き放すようなことを言わないでほしい。患者の不安を一旦受け止めて、それから医師としての見解を言っていただければ、それでいいじゃないですか。
お医者さんは偉い人じゃなく、人の命に係わる極めて高度な知的サービス業だと思いますけど…。
だいたい本当に立派な人は謙虚だよね。(実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな)
専門とか専門外とかこだわったり、人間は機械の部品じゃないから!
自分の専門分野はあっても、トータルに人間を診られなければ本物の医師とはいえないんじゃないんですかね?
あと、術前の承諾書みたいの、あるじゃないですか。
あれもトラブルを未然に防ぐ意味合いがあるのは分かりますが、患者と家族はそんな危険性の話ばかりされたら、医療なんて受けたくなくなりますよ。
そんな事をぐだぐだ言ってばかりいないで、医師としての誇りとか気概をみせてほしいんですよ。「全力を尽くします」ぐらいの事、言えないんですかね?
書いていると、ほんとだんだん腹立ってくる…。(いい加減おしまいにしよう)
そんなこんなで、健診にもあまり意味を感じないできた私ですが、
年齢とともに老化を実感するようになってきて、健診を受けて今現在の体の基本的な情報を得ることは必要だと思うようになりました。
問題のある項目が分かれば、なにかしら対策を立てて、生活の中で気をつけていける事もあるだろうから、放っておくよりはいいでしょう。
(そういえば昔受験の「傾向と対策」っていう参考書があったなー…)
特別長生きしたいわけではなくて、現実問題として、成人前の子どもがいて、まだまだお金がかかることが沢山あり、働かなければいけない。そうするといやでも心身のコンディションを整えていかなければいけない。
私の場合、そういう事です。
受診後2週間程度で結果が郵送されてきました。
シャラ~ン、メタボのようでメタボじゃない!
BMI⇒ちょっとオーバー、血圧⇒ちょっと高め
だけど、血液検査結果を含め、総合判定ではメタボリックシンドローム非該当でした。
(腹囲を計る時、ズルしてちょっとだけおなかを凹ませたって事はあるんだけどね。)
体重がリバウンドしたので減らしていく予定でしたが、夏の暑さで冷たい甘い物を我慢しきれなかったのと、オーバーワークで疲れきって水泳にも全然通えなかったため、減量はできていないのですが、またぼちぼちやっていこうと思います。
エイ・エイ・オー!