おひとよし… 時々スケバン刑事???
台風が近づいています。
ここしばらく過ごしやすい気温の日が続いています。
今日15日は朝から風がザワザワして、夕方には少し霧雨が降りました。
明日16日、札幌は昼過ぎから雨が激しくなる見込み。
仕事帰りには、ひどい天気になっているかもしれません。
レインコート持参で出勤しようかなぁ。
今日は私の中の二面性?、多面性?…について少し。
基本的に私は’’超’’のつくお人よしだと自分の事を思っています。
時々、「おひとよしにも程がある」…と自分でもあきれ、嫌になります。
気が弱くて、人が言う事に対して違うと思っても同調したり…。
あきらかに悪意がある態度を取られても、極力気にしないようにして、穏やかにやりすごし、反撃に出ることもありません。
横入りされても黙ってるし。
ドンとぶつかられても黙ってるし。
もう少しはっきり物を言ってもいいだろうと、自分が情けなく、イラッとする時も多々あります。
「普段おとなしい人が怒ると恐い」とは、よく言われることですが、
私もまさしくそのタイプかも…。
怒りのエネルギーは、ほとんどの場合マイナスに働くので、怒るとすごく疲れます。
だからなるべく怒りたくないし、大抵の事では怒らないようにしています。
では、どこでスイッチが入るのか?
私の場合、これはもう人として絶対許せない!!!…というレベルまでいくと、スイッチが入ります。
1.自分の欲望のために子どもや女性を誘拐して、しまいには殺害するような事件をニュースで見た時… スイッチON!
2.動物や子どもなど、自分より弱い立場の存在に対する虐待事件… スイッチON!
3.痴漢行為… スイッチON!
1と2などは、ニュースで見るたびに、はらわたが煮えくり返り、心の中で加害者を罵倒してしまいます。
(ふざけやがって、ぶっ殺す、さっさと死ね、あほんだら、反吐が出る…等々)
(汚い言葉で、すみません…)
3の痴漢行為に関しては、若い時分、実際にそういう目にあった事が何度かあり、
これはもう、はっきり相手と対決しました。
一度列車の中で、二人掛けの席にいたところ、隣に中年のビジネスマンが座ってきた事がありました。
その人、新聞を広げて読み出したんですけど、途中から新聞で周りの視界をさえぎりながら、私の足に手を伸ばしてきたんです。
(私、スーツか何かで、全然露出の多い服装でもなんでもなかったんですけどね)
現実に起こっている事が信じられなくて、あっけにとられていたのですが、
おとなしくしてると思っていい気になりやがって…と猛烈に怒りがこみあげてきて、スイッチON!
横目で思い切り睨みつけながら、低い声で「なめんじゃねーよ」だったか、「ふざけんじゃねーよ」だったか…よく覚えてませんが、そういうニュアンスのとっても汚いお言葉を投げつけました。
それが功を奏したようで、その男性は手を引っ込め、席を立っていきました。
(バカヤロー!!!!!… 再びの汚い言葉で失礼します)
また、こんな事もありました。
飲み会の帰りだったか、かなり夜遅い時間に、バスを降りて自宅へ向かって歩いていると、後ろから若い男性の二人連れがやってきました。
そして、なにやらひそひそと小さく笑いながら話しているのが聞こえてきました。
どうやら前を歩いている私の事をからかおうとしているらしいのが分かりました。
(その時も特別露出の多い格好ではなかったですけどね。)
(基本そういう格好しないので。)
…で、一瞬どうしよう…と青ざめかけましたが、
女だと思ってなめやがって…と、スイッチON!
後ろを振り返り、男どもをキッと睨みつけ、また背を向けました。
そして、わざと急に、ピタッと立ち止まりました。そのまま静止。
来るなら来い!応戦する!…プラスアルファ、怖がらせてやろうと思ったのです。
もしかしたら、君達がからかおうとしているのは幽霊かもよ~…ってな感じです。
周りは薄暗い街灯しかなく、雰囲気満点。
この方法は効果抜群だったようで、後ろの二人はシーンとなり、そのまま姿を消していきました。(おとなしくお家へ帰っていったんだね、きっと)
気合で勝ったかな…。
前世というものがあるのなら、私はきっと男だったにちがいない。
(いざとなると、変に気ぃ強いもんなぁ…)
(でも地震に弱い。ホントに怖い。ヘビに睨まれたカエルみたいに体動かなくなる…)
(余談ですが、去年9月の地震はかなり強い余震が1ヶ月以上続くという今までに無い経験で、寝ている時や安静時に揺れている感覚に襲われるようにもなり、すっかりトラウマになってしまいました)
かくして私の中のおひとよしは、時々スケバン刑事???(スケバンデカって読むんだよー)に変身します。
追記
痴漢行為について、ちょっと気になって調べてみたのですが、
どうやら性的な衝動とは関係ない要因があるらしいですね。
よって女性の服装が痴漢の誘因になっている訳ではないらしい。
興味のある方は調べてみてください。
加害者のメンタル面の更生に携わっている方の本もあるようで、
痴漢が止められない男性の生々しい言葉を読んで、
ああ、これはもう一種の病気だなと思いつつ、
また心の中で汚いお言葉を叫ぶことになったのでした…。
今日の一枚
真っ赤なケイトウの花