初詣・おみくじ・甘酒
年が明けて1月3日、神宮に恒例の初詣に行ってまいりました。
だいたい両家の年始のあいさつで1日2日は過ぎてゆき、初詣はいつも3日くらいになります。人出も落ち着いてきているので、ちょうどいいです。
それでも手水舎は結構人が並んでいました。
手と口を清めて、いざ参拝。
※手水の作法:たまに口を清める時に柄杓に口をつけてしまう方を見かけるのですが、バッテンですよー!柄杓に水を汲んでまず左手にかけ、持ちかえて右手にかけ、また持ちかえて左手で水を受け、その水で口をすすぎます。最後に左手に水をかけ、残った水は柄杓を立てて、持っている柄の部分に流すようにして終了です。しっかり手を洗い、しっかり口をゆすぎ…というのではなく、上品にさらっとでいいかと。
作法はしっかり習う機会もないでしょうし、難しく考えすぎなくてもいいかと個人的には思います。こういう手順を踏むことで、日常から離れ、身を清めて神域に入らせていただくという気持ちになることが大切だと思います。
拝殿の真正面はたくさん人が並んでいたので、左右の空いている脇のほうから参拝しました。
パパは結構気前よく(?)千円札を投げ入れていました。
私は500円玉にしようとしたところ、お賽銭の500円はよくないんだよと娘とパパから集中攻撃。
え?何で?その理由は?…とたずねましたが、理由は何だっけ?と返される始末。
なにそれ?そこが大事じゃん。(あほーあほーあほー。心の声)
水を差されてしまったので、とりあえず100円を投げ入れました。(少なくてごめんなさい。)
厳かな気持ちで、二礼二拍手一拝。
(去年一年の感謝と、やっと就職が決まった感謝と、今年もアホな〇〇家を何とかお守りいただけますようにとお祈りしました…汗)
後でお賽銭について検索して調べたところ、500円はこれ以上の効果(硬貨)がないので、お賽銭には縁起がよくないという事でした。
ふーん、そうなんだ。別にって感じ。私は気にならないなー。
ジンクスを気にしないことが私の信条!…なんちゃって。
気にしだすときりがないし、囚われるのも疲れてしまうので。
これは人それぞれだと思うんですけどね。
昔まだ私が若かりし頃、あるマンガの主人公のせりふに
「信じることは一つのパワーだ」というのがあって、
その言葉が強烈に心に響いたんですね。今でも覚えてるくらいですから。
縁起を担ぐことで自分自身が安心できたり、前向きになれたりするのであれば、そういう方法をどんどん活用していくというのもいいですよね。
参拝の後、パパは車の交通安全守を、娘は高校受験なので合格守をいただきました。
巫女さんの若い女の子が「頑張ってください」と笑顔で声をかけてくれました。
(さわやか~、好感度高っ!!)
続きまして、いよいよクライマックス、おみくじ引きへ。
娘はどう出るか、受験なのでナーバスになりそうでちょっと心配。
シャラ~ン!なんと大吉でした!(落ち込む結果にならなくて良かった。ホッ…)
これで油断されても困るけど。
そして私の番。
大凶だったりして…なんて言いながら開けてみた所、思いがけずの大吉!
(大吉は多めに入れられているのかなぁ?…心の声)
最後にパパですが、3人そろって大吉だと良かったのでしょうが、残念!末吉でした。
ちょっとパパは落ち込み気味。
でも、それこそ囚われてはいけないんですよね。
人としての努力の上に、良い運気というものもやってくるのが本当でしょう?
おみくじの結果が何であれ、それを神様からの励ましのメッセージととらえて、気持ちを引き締め、新たにがんばっていくきっかけにしたいですね!
それと、おみくじが大吉か中吉か?とか、恋愛運、結婚運、金運は?とかだけでなく、
せっかくなので、是非おみくじ全体をよく読んでみてほしいです。和歌とその訳注が書かれていたり、教えが書かれていたりしますが、きっと人それぞれに心に引っかかってくる部分があるんじゃないかと思います。それをじっくり、かみしめてみてほしいなあ。
おみくじを引くって、結構深いものがありますよー。
さて、悲喜こもごものおみくじ引きを終えて、拝殿から降りてきました。
帰りの参道には色々な出店が並んでいます。
私達のお目当ては甘酒。
寒い中、あつあつの甘酒を飲んで体を温めて帰路につきました。
ちなみに、パパはもともと甘酒大嫌いで、絶対飲まなかったんですけど、
最近甘酒にはまっていて、いろんな種類の甘酒や酒粕を買ってきます。
体にいいからって。変われば変わるものです。びっくりします。
家で酒粕を使って甘酒を作る場合、意外とアルコール分が高いものがあるので、
運転される場合は飲まないようにしたほうがいいみたいです。要注意です。
年とともに食の好みも変わっていきますねー。
チョコレートや大福なんかも絶対食べなかったのに、今やパパの好物になっているし。
信じられない…。
あと、食の好き嫌いで言うと、夫婦で共通しているのがレバー・タン・ホルモン・白子などの類が食べられない事。
えーっ、何でー?おいしいのにー!という声がいっせいに聞こえてきそうですが。
(苦笑)
でも、これは一生変わらない気がする。(たぶん、おそらく、きっと…)
私達が神宮を後にする頃には、ふと振り返ってみると手水舎に長蛇の列が!!
早めに行って正解でした。
神社に参拝に行く時は、午前中の朝早めの時間帯のほうが人も少ないし、境内の空気も清々しくて良いですよー。
今日の一枚
実家に年始の挨拶に行った時、飾ってあったアレンジメントフラワー。
小さなものでも、こうしたお正月らしい物があると、なんとなく華やいだ、改まった気分になりますね。